経済評論家。中央大学在学中には辞達学会に所属し弁論術を磨き、元内閣官房参与の浜田宏一氏に師事して経済学を学んだ経歴を持つ。その知識を、圧倒的な熱量と速度で語る「マシンガントーク」が最大の持ち味。
その言論活動は、理論だけではない。経済評論家の勝間和代氏と共に「監査と分析株式会社」を設立し取締役に就任、格闘技ジム「トイカツ道場」の共同オーナーも務めるなど、実業家としての一面も持つ。その成功も苦労も包み隠さず語るスタイルが、解説に強い説得力を持たせている。また、カヤックなども嗜む行動派でもある。
番組では、難解な経済ニュースをアニメに例えて解説するのがお馴染みだが、山田プロデューサー(オカン)からは「例えると余計分かりにくくなる」と評されることも。一部の視聴者と森ちゃんを置き去りにするその独特の例え話も、分かる人には深く刺さる魅力となっている。ゾンビ好きを公言し、青梅を愛する漢でもある。
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著書
『日本経済防衛計画』
日本経済が直面する様々な課題に対し、具体的なデータと経済理論を元に、大胆な「処方箋」を提示する一冊。メディアで語られる悲観論に異を唱え、日本が持つ本来のポテンシャルと、それを解き放つための具体的な政策について、上念氏ならではの明快な語り口で解説している。
『保守の本懐』
そもそも「保守」とは何なのか。本書は、その本質的な問いに対し、歴史上の偉人たちの言葉や思想を紐解きながら、現代日本における「保守」のあり方を再定義しようと試みた意欲作。単なる右派・左派という対立軸ではなく、日本の未来を真に考えるための「座標軸」を読者に提示してくれる。
『経済で読み解く日本史 平成時代』
バブル崩壊からアベノミクスまで、激動の「平成」という時代を、「経済」という一貫した視点から読み解く通史。歴代内閣の経済政策が、社会にどのような影響を与えたのかを、専門用語を極力使わずに分かりやすく解説。なぜ日本は「失われた30年」を経験したのか、その構造的な問題を理解するために最適。
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