産経新聞の論説委員室長 兼 特任編集長という要職を務める、まさに「論のプロ」。そのすらりとした立ち姿と、切れ味鋭い解説から、一部のファンからは敬意と親しみを込めて「オスカル」とも呼ばれる。大分県出身で、趣味はマラソンというアクティブな一面も持つ。
番組初期から出演し、その安定した論理と的確な指摘でジャーナルを支え続ける、欠かせない存在。時に見せるチャーミングな笑顔と、厳しい論評とのギャップが魅力で、一部の熱心なファンからは「罵倒されたい」「踏まれたい」という声も上がり、いつしか『田北さんに叱られ隊』が結成されたとか、いないとか。
その専門は、日本の政治・外交から安全保障まで多岐にわたる。特に、長年の首相官邸キャップや、月刊『正論』編集長としての経験に裏打ちされた解説は、他のコメンテーターも唸らせるほどの説得力を持つ。
『日本がダメだと思っている人へ これが防衛力抜本強化の実態だ』（江崎道朗氏との共著）
番組の主要論客である田北氏と江崎氏がタッグを組んだ、ファン必読の一冊。「日本の防衛は大丈夫か？」という国民の素朴な疑問や不安に対し、安全保障の専門家である両氏が、具体的なデータと戦略をもって「戦える自衛隊」への変貌の実態を解説している。本書では、防衛力の強化が、多様な防衛産業への発注拡大や、全国の基地整備などを通じて、日本経済全体の活性化にも繋がるという視点も提示されている。日本の平和と安定を維持するための「強い思いと覚悟」が示された本。
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