名刀 内藤陽介

出演者紹介

郵便学者、作家。その真骨頂は、趣味の切手収集と混同されがちな「郵便学(フィラテリー)」を、国家間の対立や歴史の真実を読み解くための強力なツールとして駆使することにある。一枚の切手に描かれた地図やシンボル、一通の手紙が辿った郵便ルートから、壮大な地政学や国家の野心を読み解くその分析の切れ味は、敬意を込めて「名刀(ナイトウ)」と称される。マイナーな国の状況まで解説してみせ、知らない国はないのではないのではないかと視聴者を驚かせる。

番組では、郵便学という唯一無二の視点から、様々な問題の本質を暴き出す。しかし、彼の「名刀」が斬るのは切手の世界だけではない。差別を利権にしようとする人々を「差別の当たり屋」と喝破し、「恐れない、金を出さない、利用しない」という「3ない運動」という具体的な対抗策を提示するなど、現代社会が抱える問題の構造をも鋭く分析する。

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著書

みんな大好き陰謀論』 (2020年)

なぜ人は、荒唐無稽に見える陰謀論に惹かれてしまうのか。本書は、陰謀論を単に笑い飛ばすのではなく、その背後にある人間の心理や社会状況を冷静に分析する。歴史上の有名な陰謀論からネットで囁かれる最新のものまで、その「型」を解き明かすことで、情報社会を生き抜くための知的リテラシーを授けてくれる一冊。

蛇の文化史』 (2025年)

古今東西、なぜ蛇は人間を魅了し、また恐れさせてきたのか。神話や宗教における神聖な存在として、また西洋医学のシンボルとして、さらには切手のモチーフとして、様々な文化の中で蛇が果たしてきた役割を縦横無尽に語り尽くす。知的好奇心を刺激する、内藤ワールド全開の文化史探訪。

今日も世界は迷走中 – 国際問題のまともな読み方』 (2023年)

ニュースで報じられる国際問題を、私たちは本当に「まとも」に読めているだろうか。本書は、郵便学の視点を応用し、報道の裏に隠された各国の本音や歴史的背景を読み解くための実践的な方法を伝授する。複雑に見える世界情勢の「勘所」がわかる、全ての現代人のための必読書。

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