アメリカ・カリフォルニア州の弁護士資格を持つ、日本を代表する保守の論客。かつては知性派タレントとしてお茶の間を賑わせた彼だが、その真骨頂は、弁護士として培った徹底した論理(ロジック)と「部外者」としての客観的な視点にある。多くの日本人が囚われがちな情緒や自虐史観を排し、証拠と国際常識を元に、戦後日本の歪みを鮮やかに解き明かす。
番組では、その明晰な頭脳で、他の専門家とは異なる角度から日本の問題点を指摘する。日本人以上に難解な日本語を操り、時に「英語が上手な日本人」と評されるほどの言語能力は、彼の分析が日本の文化や歴史への深い理解に基づいていることの証左である。一方で、お年を召されてか進行から自由になる振る舞いはご愛嬌。長年親しまれてきたタレントとしての側面と、鋭い論客としての顔が同居する、唯一無二のキャラクターである。
彼の言葉は、多くの日本人にとって自らの国の価値を再発見するための「鏡」となる。国際社会の常識に照らし合わせて日本の素晴らしさや誇りを語るその姿は、我々が当たり前すぎて見失っていたものに、改めて光を当ててくれる。
著書
『強い日本が平和をもたらす 日米同盟の真実』 (2022年)
「軍事力を持たなければ平和になる」という幻想は、国際社会では通用しない――。本書は、日米安全保障条約の本当の意味を、アメリカの視点から徹底的に解説。日本が真に自立し、防衛力を強化することこそが、アジアの平和と日米の強固な同盟関係に不可欠であると説く、現実主義的な安全保障論。
『新・共産主義に破壊されるアメリカと日本の危機』 (2021年)
現代社会に静かに浸透する「新しい共産主義」の正体とは何か。行き過ぎたポリコレやキャンセルカルチャー、メディアの偏向報道の背後にあるイデオロギーを暴き、それがアメリカと日本の自由をいかに蝕んでいるかを警告する。日米両国の「今」を覆う危機の本質がわかる一冊。
『天皇という「世界の奇跡」を持つ日本〈新装版〉』 (2021年)
なぜ日本は、2000年以上も一つの国として存続できたのか。その答えを、著者は万世一系の天皇の存在に見出す。日本人自身が忘れかけている、国家の根幹にある「奇跡」の価値を、アメリカ人である彼の視点から再発見させてくれる。日本の誇りを取り戻すための一冊。
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