航空自衛隊のトップエリートとして、F-4戦闘機パイロットから、イラク派遣の指揮官、航空支援集団司令官といった要職を歴任した、元空将。その最大の強みは、自ら戦闘機の操縦桿を握り、数々の現場を指揮してきた実体験に裏打ちされた、極めて具体的で説得力のある解説にある。
番組では、最新の航空戦術や兵器の性能、各国の空軍力を、専門用語を極力使わずに分かりやすく解説する「空の専門家」。特に戦闘機に関する話題では、操縦経験者ならではの視点から、カタログスペックだけでは分からない真実の能力や、パイロットの心理まで語ってくれる。その語り口は常に冷静で穏やかだが、日本の防衛の甘さを指摘する際には、現場を知る者ならではの厳しい視点が光る。
退官後は、東洋学園大学で教鞭をとるなど、後進の育成にも尽力。麗澤大学にも招聘されるなど、その知見は広く求められている。
著書
『空から提言する新しい日本の防衛 – 日本の安全をアメリカに丸投げするな』
「日本の安全保障は、本当にこのままで良いのか?」という根源的な問いに対し、元空将が具体的な処方箋を提示した一冊。長年の日米同盟に安住することなく、日本が自らの手で国を守るための「新しい防衛」の姿を、航空戦力や宇宙・サイバー領域の視点から提言する。日本の自立と覚悟を問う、警世の書。
『日本を滅ぼす簡単な5つの方法 – 世界は悪意と危機に満ちている』
国防の最前線に立ち続けた著者だからこそ見える、日本の「脆弱性」を鋭く指摘した一冊。情報戦、エネルギー問題、食糧危機など、軍事力だけでは守れない国家の弱点を5つのシナリオで示し、平時の備えの重要性を訴える。静かに、しかし確実に日本を蝕む危機への「ワクチン」となる一冊。
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