第5代統合幕僚長。防衛大学校を卒業後、海上自衛官としてキャリアをスタート。海上幕僚長など要職を歴任した後、自衛隊のトップである統合幕僚長に就任。歴代最長の約4年半にわたり、その重責を全うした、日本の安全保障を語る上で欠かすことのできない人物。
その言論の最大の特徴は、単なる評論家や研究者ではない、安全保障の「究極の当事者」であったという事実にある。安倍政権下で、総理や防衛大臣を最も近い場所で支え、日本の安全保障政策の決定に深く関与してきた。その実体験に基づく解説は、机上の空論とは一線を画す、圧倒的な説得力とリアリティを持つ。
番組では、国家の中枢で「国をどう動かすか」という視点から、極めて冷静に、そして客観的に解説を行う。出演回数は多くないものの、MCの木村葉月さんに語りかけるように基礎から丁寧に解説する姿が「今さら聞けない視聴者にとって、ありがたい」と好評を博している。その穏やかな佇まいは、まるで孫に優しく教える祖父のようだと、多くの視聴者を和ませている。
著書
自衛隊トップとして、数々の国家的な危機対応や政策決定の最前線に立ち続けた著者による、リーダーシップ論の決定版。極限のプレッシャーの中で、いかにして情報を集め、決断を下し、組織を動かしてきたのか。その生々しい実体験から得られた教訓が、余すところなく語られている。すべての組織のリーダー必読の一冊。
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