明治大学政治経済学部教授を務めるエコノミスト。東京大学大学院経済学研究科博士課程を修了した、マクロ経済学、経済政策、応用計量経済学を専門とする気鋭の学者。数多くの政府系委員会の委員を歴任するなど、政策立案の現場にも精通している。
その最大の持ち味は、学者としての深い知見と、ラジオパーソナリティとして長年培ってきた「語りの技術」の融合にある。難解な経済理論や最新のデータ分析を、ラジオを聴いているかのような心地よいトーンで分かりやすく解説する。
番組では、時に的確な合いの手を入れながら議論の交通整理役を担うことが多い。その穏やかながらも鋭い指摘は、議論が脇道に逸れるのを防ぎ、本質的な論点へと視聴者を導いてくれる。
カレー、歴史、時代劇、そして少し(?)のエロと、その引き出しは経済にとどまらない。アカデミックな知性と大衆的な感覚を併せ持ち、2025年4月から1年間は沖縄を拠点に活動するなど、その多趣味で自由なライフスタイルも魅力の一つだ。
YouTubeなど
YouTube:飯田泰之tube
note:飯田泰之のnote経済ゼミ
著書
和同開珎から江戸時代の米本位制、そして現代の円まで、日本の歴史は「お金」の歴史そのものだった。本書は、歴史上の出来事と「貨幣・経済」の仕組みを結びつけ、日本史を全く新しい視点から読み解く知的エンターテインメント。歴史好きも経済好きも、知的好奇心を大いに刺激される一冊。
巨額の政府債務と超低金利政策——この「静かなる危機」から、日本はいかにして脱出するべきか。本書は、従来の財政・金融政策の常識に疑問を投げかけ、日本再生のための具体的なプランを提示する意欲作 。一つ一つの経済用語を丁寧に解説しつつ 、財政と金融の「統合運用」や「高圧経済」への移行といった、現代的な処方箋を提言 。安易な緊縮や増税がもたらす失敗の歴史を警告し 、日本の未来を考える上で避けては通れない一冊となっている。
「経済学」と聞いただけで、難しそうだと感じてしまう人にこそ読んでほしい、究極の入門書。需要と供給の基本から、インフレ、デフレ、金融政策の仕組みまで、経済のキホンを豊富なイラストと対話形式で徹底的に分かりやすく解説。経済を学ぶ、本当の「第一歩」にふさわしい一冊。
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