東海大学海洋学部教授にして、日本の海を知り尽くした海洋問題の第一人者。日本の排他的経済水域(EEZ)、国境問題、安全保障、水産資源などを専門とし、内閣府の専門家委員など政府の要職も歴任する、日本の海洋政策におけるキーパーソンの一人。
そのルーツは陸上にある。故・長嶋茂雄氏と同じ千葉県の佐倉高校出身で、在学中は駅伝の選手として、故・小出義雄氏の指導のもと全国高校駅伝にも出場。学習院大学経済学部を卒業後、陸上競技部に所属していた経歴も持つ。日本各地の国境離島に自ら足を運ぶ「現場主義」は、この時に培われたのかもしれない。その豊富な実体験に裏打ちされた解説は、常に強い説得力とリアリティを持つ。
番組では、そのお名前から「勇者ヨシヒコ」の愛称で呼ばれることも多い。その活動は学術・言論の場に留まらず、2025年7月の参議院選挙に国民民主党の全国比例候補として立候補し、見事当選を果たした。「夜鍋」ではネクタイを頭に巻くようなお茶目な一面もあり、大きな魅力となっている。また夜鍋でそのおちゃめな姿を見せてくれるだろうか。
運営サイト
- 公式ウェブサイト:山田ヨシヒコ(山田吉彦)公式サイト
- ニコニコチャンネル:Seaエクスチェンジ
著書
『ニッポンの国益を問う 海洋資源大国へ』
日本は資源小国ではない――。本書は、日本の広大な排他的経済水域(EEZ)に眠るメタンハイドレートやレアアースなどの海洋資源の可能性を具体的に示し、日本が「海洋資源大国」として再生するための国家戦略を提言する一冊。海洋開発の現状と課題を整理し、日本の未来を切り拓くための、希望に満ちたビジョンを提示する。
『日本の領土と国境 尖閣・竹島・北方四島問題を解決する』
尖閣、竹島、そして北方四島。解決の糸口が見えない日本の領土・国境問題に対し、海洋問題の専門家として、歴史的背景と国際法の両面から解決への道筋を探る一冊。単なる感情論ではない、データと現場の知見に基づいた具体的な提案は、これらの問題を冷静に考えるための新たな視点を与えてくれる。
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