評論家、情報史学研究家。複雑な国内政治や国際情勢の背景を、DIME(外交・情報・軍事・経済)のフレームワーク、特に「インテリジェンス」の視点で鮮やかに読み解く。その分析の根底には、国際法の佐藤和男氏や安全保障の中西輝政氏らの研究会で学んだ学識と、石原慎太郎氏ら政治家の政策スタッフとして現場で培った経験がある。
番組では、歴史の裏側で繰り広げられた情報戦を解き明かし、現代ニュースを深く理解するための「座標軸」を提供。どんな悲観的なニュースも、氏の笑顔と独特な切り口で語られることで、不思議と希望を感じさせる解説となるのが最大の魅力。その大局的な視点こそ、番組の核である「是々非々」の議論に欠かせないものとなっている。
YouTube
- YouTube:江崎道朗
著書
『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』
大日本帝国は、なぜ自滅的な戦争へと突き進んでしまったのか。本書は、レーニンが創設した世界革命組織「コミンテルン」の謀略と思想が、いかにして日本の軍部や政府、言論界に浸透していったかを丹念な分析で解き明かす。スパイ天国だった戦前日本の実態と、左右の全体主義に抗った「保守自由主義者」たちの戦いを描き出す、隠された近代史の真実に迫る一冊。
『日本は誰と戦ったのか – コミンテルンの秘密工作を追及するアメリカ』
「日本の真の敵は、アメリカではなかったのではないか?」という大胆な問いを、アメリカの反共保守派による最新研究を元に検証する意欲作。ヴェノナ文書などで裏付けられる、日米を戦争へと追い込んだソ連・コミンテルンの謀略を明らかにし、「真珠湾攻撃=日本の騙し討ち」という東京裁判史観の常識を覆す。
『なぜこれを知らないと日本の未来が見抜けないのか 政治と経済をつなげて読み解くDIMEの力』
新しい「経済安全保障」の教科書。米中対立からウクライナ戦争まで、メディアが伝えない核心を読み解く鍵が「DIME」であると喝破。外交(D)、インテリジェンス(I)、軍事(M)、経済(E)の4要素で国家戦略を捉える視点を、ビジネスパーソンにも分かりやすく解説し、複雑な時代の未来を見抜くための「新しい地図」を提示する一冊。
※当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
コメント